Chat GPTの面白い使い方(どこまで使える?)

【難易度】★☆☆☆☆

Chat GPTは使い方次第で、大変効果的に活用できます。
しかしながら、現段階では正確性に問題があるなど、注意点も多いと言われています。

ここでは、メリット・デメリットを押さえ、どういった活用方法が効果的かを調べてみました。

【この記事のPOINT】

Chat GPTはどこまで使えるのか?

まず最初に、chatgpt本人にできることを聞いてみました。
※スマホ等でご覧なられる場合は、画像をタップいただくと拡大されます。

・質問応答
・文書生成
・文章生成
・文章の解釈
・テキスト生成タスク

ができるようですね。

次に都道府県が付いてない状態からそれぞれに都道府県を付けるようchatGPTにお願いしました。

北海道はそのまま、
〇〇”県”、東京”都” 等、

完璧ですね。

続いて、文章の返信はできる?

「すごく楽しかった!」に対して、「何が一番楽しかったの?」

と次に繋げる質問形式での回答と、なかなか人間らしい回答ですね。

私だったら、「良かったね」で済ましがちなので、私よりもコミュニケーション能力が高いかもしれません・・・汗。

今度は友達向けの馴れ馴れしい文章を、目上の方向けに表現を変えてもらうという要望を。

これも合格レベルですね。

次は得意であろうデータベース化の依頼。

年代を判別のうえ、あっという間にできました。

そして、生年月日の並び替えも・・・↓

全く問題なしです。

数字だけでなく、文字の50音順に並べ替えることも問題なし↓

次は暇なときに、どこまで遊びに対応できるのかを検証。

「ゲームをしたい」との呼びかけに対して、テキストベースのゲームを提案。

次に「なぞなぞ出して」に対して

↑「手袋の問題」とは、渋いですね。

テキストベースでは十分な回答がもらえるようです。

ここまで、どの程度の水準で回答できるのかを見てきましたが、
得意、不得意をまとめてみました。

Chat GPTの得意なこと(メリット / 強み)

「いつでも」質問できる

企業が「お問い合わせ」機能としてChat GPTを採用すれば、ユーザーはいつでも質問できる上、その場で答えが返ってきます。
このメリットは、Chat GPTに限らず、チャットボットによるメリットとも言えます。

「幅広い質問」に対して回答できる

これまでのチャットボットは、限定的な質問にしか回答できませんでした。
しかし、Chat GPTを用いれば、あらかじめ用意された回答以外の幅広い質問に対して回答できます。

「滑らかな文章」で回答できる

これまでのAIベースのチャットボットに比べて、滑らかで人間らしい文章を生成できます。
このメリットは、Chat GPTが大量の対話データを用いて学習しているためだと考えられます。

「直前の文脈」を加味できる

Chat GPTは、直前の会話の文脈に基づいて、次の返答を生成できます。
たとえば、「関西人をふるまってください」と送ると、それ以降のチャットは関西弁で返してくれます。
大抵のチャットは、会話のキャッチボールをしながら進めるため、この機能は強力な機能と言えますね。

Chat GPTの苦手なこと(デメリット / 弱み)

「情報の正確性」に欠けるときがある

Chat GPTにも誤った情報を返すことがあります。
この時、誤った情報をあたかも正しそうに回答しているため、注意が必要です。

「情報の鮮度」が低い

現在(2023年4月)のChat GPTは2021年までの情報を用いて学習するため、2022年以降の情報に関しては回答できません。

「情報の出所」がわからない

Chat GPTで生成される文章には、出所が明記されていません。
そのため、情報の正確性を確認したり、担保することができません。

質問文に「機密情報」を組み込めない

もしも機密情報を含む質問文を送ってしまうと、その情報はOpenAIの開発者に読まれてしまったり、学習データとして使われたりする可能性があります。

「返答時間」が長い。

ルールベースのチャットボットに比べて、返答時間(レスポンスタイム)が長いです。
ルールベースのチャットボットは、条件分岐による処理のみ行われる一方で、AIベースのチャットボット(Chat GPTなど)は文章をAIが生成しているため、処理に時間を要します。

使用にあたっては、「情報の不正確性」「情報セキュリティの問題」等が現在の課題と言えますね。

その点を注意しながら、新しい発想のヒントや業務の効率化に活用できれば強い味方となると思います。

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