視覚化する効果【ビジュアライゼーション】

【難易度】★★☆☆☆

【ビジュアライゼーションとは】
”本来は直接見えない事柄や現象を、グラフや表、絵などにして鮮明にイメージすること”

私はビジュアライゼーションの効果を体感してから、
文字、言葉、数字よりも
視覚化されたグラフや絵、写真で考えたり、伝えることを
「仕事」「プライベート」で意識するようになりました。

ここでは、「ビジュアライゼーションの効果」について記していきます。

【この記事のPOINT】

「ビジネス」におけるビジュアライゼーションの効果

膨大な数値や統計情報だけを見て明確にポイントをつかむのは簡単ではありませんよね。
データの意味を効果的に伝えるには、論理的かつ分かりやすい形でデータを見せることが重要になります。

人間の脳は、文字情報よりも図示された情報の方がすばやく処理できます。
そのため、チャートやグラフ、デザイン要素を駆使してデータを可視化することで、トレンドや統計結果が分かりやすくなります。

・ビジュアル(絵)は脳で速く処理することができる

私たちの脳は、テキストよりもはるかに速くビジュアルを処理する能力を持っています。

人の感覚に関する研究によると、感覚の種類とそれぞれの情報能力の割合は
視覚(目)87.0%、聴覚(耳)7.0%、嗅覚(鼻)3.5%、触覚(皮膚)1.5%、味覚(舌)1.0%」
の順に高いことがわかっています。
『産業教育機器システム便覧』(教育機器編集委員会編,1972)

また、カリフォルニア大学心理学名誉教授であるアルバート・メラビアンによる有名なメラビアンの法則においても

コミュニケーションにおいて相手に伝わるのは、

  • ・言語情報(Verbal:7%):話の内容、言葉そのものの意味
  • ・聴覚情報(Vocal:38%):声の質・速さ・大きさ・口調
  • 視覚情報(Visual: 55%):見た目・表情・しぐさ・視線

という割合が記されています。

・ビジュアルはテキストよりも簡単に長期記憶ができる

ビジュアルは情報を記憶するという点でとても長けています。
認知心理学の研究によると、
文字は短期的な記憶によって処理され、約7ビットの情報しか保持できない一方、
画像は長期的なメモリに保存され、文字と比較すると圧倒的に記憶に刷り込まれる効果があることがわかっています。
(「アイコニック・メモリー」スパーリング,1960)

・ビジュアルで傾向、相関関係を簡単に把握できる

Excelなどで膨大なデータを分析する際、視覚的に表すことで、情報を要約して解釈するのがはるかに簡単になるだけでなく、重要なパターン、傾向、変化および相関を認識することも容易になることは皆さんの経験からもご理解いただけるのではないでしょうか。

・ビジュアルは自分だけでなく関係者に伝えることが容易になる

大量のデータをビジュアルで関係者に簡単に伝えられるようになります。
共有されたデータと関係ない人にとっては数字が羅列されたものを共有しても簡単に把握できませんが、ビジュアライズされたものだと簡単に把握することができます。

言葉よりも視覚のほうが、人々の心を変えることにおいて効果的であり、プレゼンス力が高まりますよね。

「個人」におけるビジュアライゼーションの効果

「ビジュアライゼーション」はビジネスだけでなく個人的な目標設定(プライベート)にも大変効果的です。

具体的には、自分の「目指したい理想の状態」「手に入れたいもの」「将来やりたいこと」を明確にして、それを鮮明に「イメージ」したり、「視覚化」することです。

私が好きな本「思考は現実化する(著者:ナポレオンヒル)」を始めとして、様々な書籍で同様の効果が述べられています。

私は、①目標を言語化する、②Google画像検索する、③自分のイメージに近い画像を選ぶ、④それらの画像を毎日見ることを習慣化する
といった流れで実践しています。

効果的な「ビジュアライゼーション」のための、大切な4つの条件は下記の通りです。

①可能・不可能を考えないこと
②リアルな映像で、詳細にイメージすること 
③感情を伴うこと
④習慣化すること

① 可能・不可能を考えないこと

目標を決めたら、まず決断して
「それを手に入れる!その為には何でもする!」
と考え続ければ足りないものや、実現するための手段を引き寄せることに繋がります。

注意したいのは、自分が心のどこかで「本当に叶うかな?」
という疑念を持っていると、その疑念は、潜在意識に刷り込んでしまれてしまうと言われています。
潜在意識はプラスな事よりマイナスの事の方を信じる傾向があるらしく、「自分はできる」と前向きに考えることがポイントです。

② リアルな映像で、詳細にイメージすること

出来るだけリアルに具体的かつ鮮明な図でイメージすることが重要です。

たとえば、車が欲しい場合、「車が欲しい」だけではなく、
欲しい車は「高級セダン」なのか?「スポーツカー」なのか?
色は何色で、内装はどんなデザインなのか?

できるだけ具体的にすることが重要ですね。

③ 感情を伴うこと

ビジュアライゼーションのポイントは感情を伴ってイメージすることと言われています。

欲しい車が手に入ったらまず何をしたいか?
車が手に入って、楽しくドライブしている「シチュエーション」を想像して、その時の自分がどんな感情でいるか?

感情を今、感じてみる事が大切です。

④ 習慣化すること

スマホの待ち受け画面に設定するなどして、いつでも目に触れるようにすること、習慣化することが重要です。
毎日繰り返す、習慣化するといっても、自分の求めている未来の理想像ですので、楽しみながら実践できると思います。

「庄司ビジネスコンサルティング」のビジュアライゼーション

庄司ビジネスコンサルティングの「ミッション・ビジョン・バリュー」や「お客様対応方針」で自分の想いを言語化していますが、当Webサイトのメインビジュアルを下記4種類に設定し、想いをビジュアル化しています。

「ともに未来をデザインします」

街を作り上げるための設計図(=デザイン)をイメージしています。

デザインとアートには下記の違いがあり、私は社長の想い(=アート)をデザインする役割を担いたいと考えています。

「デザイン」
 デザイナーにはクライアント(依頼人、顧客)がいる
 相手のニーズに応えて初めて価値が生まれる

「アート」
 アーティストは、自身の想いを表現することで完結する
 相手が気に入るかどうかは二の次で、自分が表現したいものを思いのまま表現する

※当然、社長もデザイン的な思考をお持ちでいらっしゃいますが、”ともに支援していきたい”という意味合いで捉えていただけると幸いです。

「~想いをカタチに~」

デザイン(上で示した設計図)をもとにカタチに(街の創造を実現)するイメージを表現しています。

一つでも多くの企業が自社の理念に基づくビジョンを実現し、社会貢献に繋げる役割を担いたい、という想いを込めています。

「信頼されるパートナーとして」

果てしなく続く海原を、経営者をはじめとする会社関係者とともに、連携・支援する専門家として「ビジョン実現に向けて、想いのまま飛び回る姿」をイメージしています。
信頼されるパートナーとして、ともに支援ができるよう全力を尽くしてまいります。

「~企業の永続的発展に向けて~」

どこまでも果てしなく続く道のりを「企業の永続的発展」に重ねています。

常に発展し続ける支援ができるよう、コンサルタントとしてのスキルアップに日々取り組んでいきたいと思います。

【参考書籍】

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