5分でわかる! 財務三表(B/S、P/L、C/F)の繋がり

【難易度】★★★☆☆

【この記事を読むことで】
決算書の中で重要な財務三表「貸借対照表(BS)」「損益計算書(PL)」「キャッシュフロー計算書(CS)」の繋がりを理解することができます。

【この記事のPOINT】

財務三表とは

財務三表とは、決算書類のうち「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つを指します。

これらは企業の1年間の財政状況や経営成績をまとめたものです。株主や金融機関、取引先の企業など利害関係のある人に知らせる目的があります。

また、会社の外部の利害関係者だけでなく、会社内部の経営者にとっても役立つ情報になっています。

簡単にそれぞれの特徴を説明しますと

貸借対照表(B/S)

会社の資産状況を示しています。
左が「資産」で、どのような資産構成になっているのか、
右上が「負債」で、どこから事業に必要な資金を調達しているか、
右下が「純資産」で、資本金のほか、これまでの利益がどの程度蓄積されてきたか
がわかります。

損益計算書(P/L)

会社の1年間の事業活動の結果が把握できます。
どれだけの「売上」をあげたか、
売上を上げるためにどのぐらいの「費用」を使ったか、
最終的な儲けである「利益」がいくらか、
がわかります。

キャッシュフロー計算書(C/F)

現金の流れを把握できます。※CF=キャッシュフロー=お金の流れ
「営業CF」では、本業で稼いだ現金はいくらか、
「投資CF」では、投資活動で稼いだ現金はいくらか、
「財務CF」では、借入金や出資金で現金はどのぐらい増減したか、
を把握することができます。

企業の経営状況を客観的に知るためには、財務三表の理解が欠かせませんので、それぞれの繋がりを解説いたします。

財務三表の全体像

財務三表の全体像は下記のような流れになります。

① 金融機関等から「資金を調達」し、
② 現金を元手に設備・機械等に「投資」を行い、
③ 事業活動を通じて「売上」をあげ、
④ 事業活動における費用を差し引き、「利益」を確保し、
⑤ 利益剰余金として「利益を貯める」

といった流れになります。

また、現金に着目して、キャッシュフロー計算書との関わりを考慮すると、

・「利益」は「営業CF」に記載され、
・「営業CF」「投資CF」「財務CF」の増減合計が貸借対照表(B/S)の現金に蓄積される流れとなります。

それぞれの書類を個別に見ると、事業活動の把握、検証が難しくなりますが、このように全体像を捉えることで「押さえるべき数値」や「将来に向けた財務計画の立案」に繋げることが可能になります。

自社の戦略や計画を検討する際は、第一に鳥の目の視点で全体の数値をつかみ
次に虫の目で注視すべき数値をどのように改善するか、
という順番が何よりも大切です。

数字は苦手、と思っている社長も多いかもしれませんが、数字で全体像を把握することは経営判断において重要なポイントとなりますので、ぜひ押さえられるようにしておきましょう!

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