ビジョンの重要性(読書メモ)

【難易度】★★☆☆☆

|先日「ビジョナリー・カンパニーZERO ~ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる~」という本を読みました。
この本は『ビジョナリー・カンパニー』の著者ジム・コリンズが1992年に記し、日本語訳されずにいた書籍に新たな文章を書き足して作られたものです。

経営者としての“心構え”から“在り方”が、わかりやすく書かれており、特に「経営理念」や「ビジョン」の重要性を繰り返し述べられています。

「リーダーの一番の責任とは、
 会社の明確なビジョンを生み出し、
 そのビジョンへのコミットメントと精力的な取り組みを促すことである。
 これはリーダーシップの普遍的要件だ。
 どのようなスタイルを選ぶかに関わらず、この機能は果たさなければならない。」

何となく形式上の経営理念を作っただけ・・・
作ったときは一生懸命考えたけど、今はうる覚え・・・
社長自身は意識しているが、社内には伝わっていない・・・等々

といった社長も多いのではないでしょうか?

経営理念は抽象的なものですから、
「経営理念よりも現場が大事」
「お客様に商品やサービスを買ってもらえるかが大事」
という考えに至ることもわからなくもありません。

この本の中でも、

「金儲けのためにビジョンは要らない。
 ビジョンがなくても儲かる企業は間違いなくつくれる。
 説得力のあるビジョンがなくても、おお金持ちになった人はたくさんいる。」

しかし・・・

「だが、あなたが金儲けだけが目的ではない、時代を超えて存続する偉大な企業を作りたいならビジョンが必要だ。
 創業時か数年後かに関わらず、偉大な企業では例外なく、主要なリーダーが会社のために共通のビジョンを生み出し、明確化している。」

「あらゆる組織は生き残り、成功を収めるために、すべての方針や行動の前提となる確固たる理念を持つべきだ。
 企業の成功で最も重要な要因は、この理念を忠実に守ることだと確信している。
 組織はあらゆる変化を進んで受け入れなければならないが、この理念だけは別である。

と繰り返されています。

偉大な企業の歴史をじっくり分析してみると、まだ規模が比較的小さかった頃にリーダーが組織に説得力のあるビジョンを植えて受けていたことがわかっています。

まずは、企業経営における根幹であり、核となる「経営理念」があいまい(or 不十分)であれば、
社長の想いを乗せるところから始めましょう。

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